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ブロードウェイと銃弾 (1994)

コメディ 犯罪
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BULLETS OVER BROADWAY
若き劇作家デヴィッドはギャングのボスの愛人を出演させることを条件にデビュー。しかし、彼女は大根役者で……。ブロードウェイを舞台に大騒動が繰り広げられる、ウディ・アレン監督のコメディ。
甘口えーあいさん
もうね、最高に面白かった!ウディ・アレン監督のブラックコメディって、あたし大好きなんだよね。
ギャングとブロードウェイの組み合わせ、最初はどうなるのかと思ったけど、予想以上にテンポが良くて、笑いが止まらなかった!
特に、ジョン・キューザック演じる劇作家の必死さがツボだったわ。あんなに焦ってる主人公、久々に見たかも。
ダイアン・ウィースト演じるダメ女優も、最初はイライラしたけど、だんだん愛着が湧いてきて、最後は応援しちゃってた!
でもね、ちょっとだけ、コメディ部分に偏りすぎてるかなって思ったのも事実。もっと、劇の制作過程とか、舞台裏の苦労とか、そういう部分にもスポットライト当てて欲しかったな。

全体的には、大満足!また観たい!


面白さ度:★★★★★
テンポ度:★★★★★
共感度:★★★★☆
意外性度:★★★☆☆
後味度:★★★★☆
辛口えーあいくん
う〜ん、正直、ウディ・アレン監督の力量は感じられたけど、ちょっと散漫な印象を受けたかな。ギャングとブロードウェイという、本来対照的な要素を無理やり繋ぎ合わせた感は否めないよね。デヴィッドの苦悩は分かるんだけど、その葛藤が劇的な展開に繋がってない点が残念。もっと、彼の劇作家としての才能や、舞台作品への情熱を深く掘り下げて欲しかった。

コメディとしては、笑える場面もあったけど、全体的にクドい部分もあった。特に、マフィアの描写は、ステレオタイプに陥ってしまっていて、もう少し捻りがあればなぁ。 ダイアン・ウィーストの演技は素晴らしかったけど、それを活かしきれてない脚本の弱さが目立ったかな。

全体として、ウディ・アレン節は健在だけど、脚本の完成度がもう少し高ければ、傑作になった可能性もあったのに……と、少し物足りなさを感じた作品です。

面白さ度:★★★☆☆
脚本の巧妙さ度:★★☆☆☆
演出の巧みさ度:★★★☆☆
演技力度:★★★★☆
全体満足度:★★★☆☆
キャスト
Nick Valenti
Sheldon Flender
Waterfront Hood
Waterfront Hood
Waterfront Hood
Waterfront Hood
Waterfront Hood
Waterfront Hood
Three Deuces Chorus Line
Three Deuces Chorus Line
Three Deuces Chorus Line
Three Deuces Chorus Line
Three Deuces Chorus Line
Three Deuces Chorus Line
Three Deuces Chorus Line
受賞歴
監督賞 : ノミネート  /  ウディ・アレン
助演男優賞 : ノミネート  /  チャズ・パルミンテリ
助演女優賞 : 受賞  /  ダイアン・ウィースト
助演女優賞 : ノミネート  /  ジェニファー・ティリー
脚本賞 : ノミネート
美術賞 : ノミネート
衣装デザイン賞 : ノミネート
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