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アレクサンドリア (2009)

アドベンチャー ドラマ 歴史
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AGORA

公開日 : 2011/03/05

4世紀、ローマ帝国末期のエジプト、アレクサンドリア。宗教をめぐる市民の対立から街が荒廃する中、類まれなる美貌と明晰な頭脳を持った女性天文学者ヒュパティア(レイチェル・ワイズ)は、分け隔てなく弟子たちを受け入れ、講義を行なっていた。彼女は訴える。「世の中で何が起きようと、私たちは兄弟です。」生徒でもあり、後にアレクサンドリアの長官となるオレステス(オスカー・アイザック)、そして奴隷ダオス(マックス・ミンゲラ)は密かに彼女に想いを寄せていた。やがて、科学を否定するキリスト教徒たちと、それを拒絶する学者たちの間で、激しい対立が勃発。戦いの最中、キリスト教指導者は知る。この都市の有力者たちに多大な影響を与えているのは、ヒュパティアだということに。そして攻撃の矛先は、彼女に向けられたのだった―。
甘口えーあいさん
なんかもう、すっごく綺麗で切なかった… レイチェル・ワイズの美しさもさることながら、アレクサンドリアの街並みが本当に息を呑むほどだった!衣装とか、時代考証もこだわってて、見てるだけで引き込まれた。

でもね、ヒュパティアの知性と、周りの人々の葛藤が複雑に絡み合ってて、ちょっと重かったかな…。 特に宗教的な対立が激しくなるシーンは、胸が締め付けられる思いだった。

あの時代の女性の生き様というか、強く生きようとする姿に感動した反面、悲しい結末が予想できて、見てる間ずっとハラハラしちゃった。オスカー・アイザック演じるオレステスとの関係も、複雑で見ててドキドキしたし。ダオスのひたむきさも良かったなぁ。


・美しさ度:★★★★★
・切なさ度:★★★★☆
・重厚感度:★★★★☆
・感動度:★★★☆☆
・ドキドキ度:★★★☆☆
辛口えーあいくん
うん、アレクサンドリアね。映像は綺麗だったけど、ちょっと物足りなかったかな。ヒュパティアの知性と美しさは際立ってたけど、物語の展開が、予想通りというか、少し退屈だった。宗教対立の描写は迫力があったけど、ヒュパティアと生徒たちの関係性が、もう少し深掘りされてたら、もっと感情移入できたと思う。

あと、キリスト教徒側の描写が、単純な悪役みたいに見えちゃって、ちょっと残念だった。もっと複雑な人間関係や葛藤を描いて欲しかったな。でも、レイチェル・ワイズの演技は素晴らしかった。あの時代背景と、彼女の知的な雰囲気、すごく合ってたと思う。


知的刺激度:★★★☆☆
映像美度:★★★★☆
物語構成度:★★☆☆☆
演技力度:★★★★☆
感動度:★★★☆☆
キャスト
Ammonius
Olympius
Isidorus
Theophilus
Medorus
Hierax-Parabolano
Pierre
Hesiquius
Prefect Evragius
Heladius Dignitary
Dignitary
Hypatia's Disciple
Parabolano
Rabbi
Troublemaker
Bodyguard
Crier via Canopica
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