ハリウッド映画はジャンクフード映画が量産されている。この作品も一見そうみえるかが、食べてみると漬物のようにシンプルな味である。どきつさはあるのだかシンプルすぎるんだ。ジャンクフードにならされた今の若者にはものたりにさがある。私もそうであった。中学生のころにみた時はえらくおもしろかったような記憶をもったが、先日ひさしぶりにみてみたら、上記のような感想をもってしまった。しかし、そのシンプルさこそず刺激過剰の現代にはいっぷくの清涼剤ともいえる。けして演出、脚本、演技においてほめられたものは少ないが、なぜかしら、愛らしくおもえる。B級映画とは、大人になった今では食えないが、児童の時にたべたなつかしい味(例えば、わたがし、水あめのような)を思い出させるのだ。
こんな美味しいB級映画観ないと損だよ。真面目なんだかギャグなんだかシュールなんだか…。 サブリミナルメッセージや宇宙人は子供が観たらマジでびびりそうだけど、怖さより笑いが出てしまう。
B級映画かくありきって感じ。観て10年くらい経つのに、大勢で腕時計で交信しながら迫ってくるシーンを妙に細部まで覚えている。アホくさい映画だけどインパクトだけはあるよ。