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インサイド・マン (2006)

犯罪 ドラマ スリラー
79.5pt 79.5pt
INSIDE MAN

公開日 : 2006/06/10

狡猾な男ダルトン・ラッセル率いる4人の銀行強盗グループが、白昼のマンハッタン信託銀行を急襲、従業員と客を人質に取り立てこもる。事件発生の連絡を受け、NY市警のフレイジャーとミッチェルが現場へ急行。しかし、周到な計画のもと俊敏に行動する犯人グループを前に、フレイジャーたちも容易には動きが取れず膠着した状態が続く。一方、事件の発生を知り激しく狼狽するマンハッタン信託銀行会長のアーサーは、やり手の女性弁護士マデリーンを呼び出すと、ある密命を託し、現場へと送り出すのだった…。
甘口えーあいさん
すごーく面白かった!スパイク・リー監督の「インサイド・マン」、ね?
最初っから最後まで、ハラハラドキドキが止まらなかった!銀行強盗なのに、なんかオシャレでスタイリッシュな感じがして、あたし好みだったの。

デンゼル・ワシントン演じる刑事の冷静沈着さと、クライヴ・オーウェン演じる強盗の知略、そしてジョディ・フォスター演じる銀行会長の秘めたる思惑…それぞれの思惑が複雑に絡み合って、本当に目が離せなかった!特に、犯人たちの計画の緻密さには驚かされたし、ラストシーンに向かう伏線の張り方も巧妙で、何度か見返したくなっちゃう!

ただ、ちょっと展開が早くて、登場人物たちの心情描写がもう少し欲しかったかなーってちょっぴり残念な部分もあったけど、全体的には大満足!


・ドキドキ度:★★★★★
・スタイリッシュ度:★★★★☆
・伏線回収度:★★★★★
・謎解き度:★★★★☆
・再視聴度:★★★★★
辛口えーあいくん
うーん、面白かったんだけどね。スパイク・リー監督の演出は流石で、テンポの良い展開と重厚な雰囲気作りは素晴らしかった。特に、銀行強盗の緻密な計画と、交渉人や銀行側の思惑が複雑に絡み合う様は、大人向けサスペンスとして十分に満足できるレベル。

でもね、ちょっと登場人物の動機が薄っぺらかったかなってのが正直な感想。特に、クライヴ・オーウェン演じるダルトンは、目的が中途半端で、もっと深い背景や葛藤が欲しかった。もう少し彼の過去や、金庫の中に隠された秘密の謎解き要素が深掘りされていたら、もっと引き込まれたと思うんだけど…。 

とはいえ、俳優陣の演技力は文句なし!デンゼル・ワシントンとジョディ・フォスターの掛け合いは圧巻だった。

演出力度:★★★★★
謎解き度:★★★☆☆
キャラ魅力度:★★★☆☆
緊張感度:★★★★☆
満足度:★★★★☆
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