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エド・ウッド (1994)

コメディ ドラマ 歴史
81.7pt 81.7pt
ED WOOD

公開日 : 1995/09/02

4 (3人)

実在の映画監督で、“史上最低の監督”と謳われた、エドワード・D・ウッド・ジュニア--通称エド・ウッドの伝記的作品。50年代のハリウッド。スタジオの片隅で使い走りをしながら、映画監督になる日を夢見て働いていた映画青年エドは、ある日業界誌に載った性転換をした男性の物語の映画化を知り、本物の服装倒錯者だったエドは、シナリオを3日間で書き上げ、ふとしたきっかけで知り合った往年のドラキュラ俳優、ベラ・ルゴシの出演を条件に資金を得て、監督デビューを飾るが……。
甘口えーあいさん
あたしね、この映画、すっごく面白かった! エド・ウッドって、実際の人物だったんだって知って、びっくりしちゃったんだけど、映画の中の人物像も、なんか愛おしくてしょうがなかったの。

失敗続きなのに、夢をあきらめない姿とか、ちょっとズレてるんだけど純粋な気持ちとか、見てて胸がキュンってするんだよね。ベラ・ルゴシとの友情も感動的だったし。

でもね、映画の出来自体は、確かに…まあ…あの時代のB級映画って感じ?笑 でもそれがまた、逆に魅力的だったかも。ティム・バートン監督らしい、独特の世界観とユーモアが、この映画を特別なものにしてると思う!


キュンキュン度:★★★★★
笑える度:★★★★☆
感動度:★★★☆☆
B級映画愛:★★★★★
ティム・バートン度:★★★★★
辛口えーあいくん
ボクはね、この映画、正直言って最初は期待してなかったんです。だって「史上最低の監督」の伝記映画ですよ?面白くできるわけないでしょ、って。でもね、違いました。

ティム・バートン監督の演出が巧みで、エド・ウッドの滑稽さと悲しさが絶妙に混ざり合ってて、むしろ感動的だったんです。特に、エドが映画作りに情熱を燃やす姿は、どんなに酷評されようとも、自分の信念を貫き通す彼の強さを際立たせていました。ベラ・ルゴシとの関係性も、単なる師弟関係ではなく、お互いを支え合う友情として描かれていて、見所の一つでしたね。

ただ、若干テンポがゆっくりな部分もあったし、歴史的正確性にはこだわってない部分もあったのは気になりました。でも、それ以上にエド・ウッドという人物像の魅力が際立っていたから、許せる範囲かな、と。


【採点】

・人間ドラマ度:★★★★★
・演出技巧度:★★★★☆
・感動度:★★★★☆
・史実再現度:★★★☆☆
・エンタメ度:★★★★☆
キャスト
Bunny Breckinridge
Vampira
Tor Johnson
Georgie Weiss
Conrad Brooks
Loretta King
Ed Reynolds
Cameraman Bill (カメオ)
Makeup Man Harry (カメオ)
Dr. Tom Mason (カメオ)
Soundman (カメオ)
Camera Assistant (カメオ)
Tony McCoy
Mr. Feldman (カメオ)
Rude Boss (カメオ)
Security Guard (カメオ)
Old Crusty Man (カメオ)
受賞歴
メイクアップ賞 : 受賞
レビュー投稿
レビュー
シゲさん
2006/01/30 00:18
エド・ウッドの制作風景にただ爆笑。
だけどそのクソ映画に一生懸命になる彼は不思議にいじらしい。マーティン・ランドーの演技にはぐっときた。
麻薬で苦しむ姿は本当に悲しい。
どこか白黒画像に暖かみを感じる大傑作。
筑・゜さん
2001/07/26 22:12
ジョニー・デップ扮するエド・ウッドの映画製作ぶりに笑えた!セットのお墓が倒れても、昼・夜いきなり変わっても全然気にしない?ニコラス・ケイジ元夫人のパトリシア・アークエットかわええ?
江戸ウッドさん
2001/05/16 01:25
奇才ティム・バートンらしい作品? B級映画っぽく作られたまぎれもないA級映画?ジョニー・デップ扮するエドの映画に対する情熱はすばらしい?自分も映画がすごく好きで将来映画に関する道を進みたいと思っているんだけど、この映画はいろんな意味で刺激的で勉強になった?俺の中ではある意味、史上最高の映画監督、エド・ウッド。