戦場映画というジャンルでは、『地獄の黙示録』を除き、間違いなく一番の作品だと思う。冒頭のシーンはやや誇張があると思うが、その方がずっと心に残る。『ブラック・ホーク・ダウン』は完全な再現映画で誇張が最小限だったためか、あまり残酷さを感じなかったのに対し、こちらは「なんて残酷なんだ」と感じてしまう。
この映画は戦闘シーンのみが頭に焼き付いてしまうせいか、アカデミー作品賞を『恋に落ちたシェイクスピア』などにとられてしまったが、映像がどれほど力を持っているかを見せ付けたのはこっちだと思う(もっとも、人間をあまり描いてないこの作品が作品賞にノミネートされただけでも凄い。この映像力にアカデミー会員も目を離せなかったということか)。
最後に、一番心に残ったシーン。それはラストの戦闘シーンで、敵同士の二人の兵士が階段で会い、殺し合わずに別れるシーン。ミラー大尉の最期のシーンよりこっちのほうが印象に残った。
やっぱり、スピルバーグ、ただのおじさんじゃありましぇん。
もう30回ほど見たけど奥が深くて飽きません。ミラーさんは自分の唯一憧れた人物です。基礎訓練キャンプつれてって欲しかった。
戦争を伝えたシンプルな映画。
致命的なミスがあるけどそんなもんはどうでもいい。
ジョンウィリアムズの音楽がかなりの効果をだしていると思います
劇場で観たときは疲れてかなり理解力が低下してたようで、細かいストリーはおろか、敵味方の区別もつかないありさまで・・・
今日TVで観てあらためて素晴らしい映画だな−と・・・
まったく一分の隙もないです。
神に祈りながら敵を倒すスナイパー、かっこいいっす。しびれました。
この映画を見て、静かなストーリー展開だと思うのは私だけ?
戦争のはかなさというか、そう言うものを伝えたい映画だったと思う。
完成度は高いと決して思わないが・・・これは劇場で体験しておいて良かった と思える作品だ。
私がこれを見たのは14歳の時でした。
私は最初戦争映画とは残酷なだけの物だと思っていましたが、
これは違いました。何故ならば見終わった後『感動』したからです。
兵士達が一体何を考えて戦っていたのかなどが分かったような気がします。
これを超える映画はそうざらにはないと思います。
平和ボケしたアホ共に見せてやりたい映画!!!!冒頭の上陸シ-ンでアドレナリン放出しまくり!!足がもげ、頭が砕け散り、腕がちぎれるイタ~イ暴力描写はこれまでにない衝撃!!!それだけじゃない!ラストには感動的にウマク仕上がってるんだから!!!!
戦争の悲惨さの再現は私が今まで見た戦争映画の中では一番だ
スピルバーグが映画を作るうえで最も重視していることは何よりも、見る者に体感させることだろうと思う。そして最も体感しやすい感覚。それは恐怖。激突、ジョースに始まり、このプライベートライアンまで。映画的恐怖ではなく、生々しい恐怖の表現に卓越している。(そのかわり見せようとしたカラーパープル、アミスタッドは失敗した。この人に人間は描けないと実感)そんな中でもこのプライベートライアンとシンドラーのリストは最も生々しい。2つとも映画館でみたけど、ホントに恐かった。弾丸が自分に貫通してくるのではないか、リアルなサウンドは戦場そのものに我々を導く。
今までたくさん戦争ものみてきたけどこの2つがMY bestだ。戦争ものでは。映画の持てる役割、体感させる、これだけでホントは十分なのかもしれない。つべこべいわず、これをみれば戦争の恐ろしさ、絶命感を感じる。頭でっかちになった現代人はみるべき
今の日本にこれが出来る人間がいかほどおるんやろか?
戦場いっても皆、あの仲間見殺しにした奴と似たようなもんやろな。
リアルに戦争を想像させる映画やね。
これぞ戦争映画、何度見ても感動色褪せず。
これを超える戦争映画を作れるのはスピルバーグ本人だけだ
やっぱり戦争映画は地味で、史実に忠実でなければ駄目だ。